箱根飲食物産店組合

地元の人が教える箱根の魅力

鳥居焼祭りの神事

8月に入り暑い日が続いていますが、箱根では30℃を超える日は少なく比較的過ごしやすい環境です。

例年ですと7月31日~8月5日には芦ノ湖夏祭りウィークと称して連日の花火、御神輿など様々な神事・イベントが行われていましたが、コロナ禍ということで昨年に引き続き今年も殆どのイベントが自粛となりました。
それでも今出来うる最良の神事だけは行おうと、8月5日鳥居焼きの神事が執り行われました。

その昔、里人が芦ノ湖を汚したことに怒った龍神は、恐ろしい疫病を流行らせました。
その怒りを鎮めるために、男龍と女龍が現れたといわれる獅子木の近くに、高さ6m、上の横木の長さ6.7mほどの鳥居を2基組んで、この鳥居を焚いて湖水に映る火影を龍神に捧げたのが鳥居焼祭りの起源と言われています。
鳥居に火が放たれると花火が舞い、大鳥居・花火・灯籠の火影が湖水を美しく彩り幻想的な光景が広がります。

来年以降、鳥居焼祭りが行われた際には是非ご覧頂きたい、自慢の景色です。
(執筆:松井智宏)


 
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